燃料油高騰を反映させるため、運賃に上乗せして徴収される料金。ピーク時には、近間の格安ツアーなどで、ツアー代金とサーチャージがほぼ同じというようなケースもあった。この制度は2002年から導入されており、四半期ごとに見直し(3カ月は据え置き)が行われる。国土交通省は08年6月30日付の通達で「燃油サーチャージは旅行代金に含めることを原則とする」としたが、当時原油価格の不安定な状況が長引いていたことや、これまでの経緯から、サーチャージの額(確定していない場合は目安となる額)を見やすい大きさで旅行代金に近接して記載することなどを条件に、「燃油サーチャージを旅行代金に含めないで別途徴収することもできる」とした。