観光圏整備法によって認定された自然、歴史、文化等において密接な関係のある複数の観光地を含むエリアのことで、観光地同士が連携して2泊3日以上の観光客の滞在を目指す事業を、行政の垣根を越えて行う。2009年4月までに30件が認定され、10年度にはさらに15カ所が追加された。それらの地域では事業費の上限4割まで国の補助が得られる。しかしながら09年11月、行政刷新会議の事業仕分けの対象とされ、観光圏整備事業は「8割程度の予算削減」とされた。10年度に追加された観光圏としては、「はこだて観光圏」、「トキめき佐渡・にいがた観光圏」、「箱根・湯河原・熱海・あしがら観光圏」、「八ヶ岳観光圏」、「玄界灘観光圏」などがある。