日食を見物するためのツアー。2009年7月22日、46年ぶりに国内で皆既日食が観測されることがわかり、大手旅行代理店などがツアーを催行した。もっとも長時間皆既日食が観測できるトカラ列島の鹿児島県十島村には、人口622人の村に村外から680人のツアー客が訪れたが、当日のトカラ列島は厚い雲に覆われ、雨も降って地上からは観測することはできなかった。しかし皆既の瞬間には真夜中のような闇に包まれ、ツアーで訪れたファンを喜ばせた。トカラ列島以外にもクルーズ船で小笠原諸島近海を訪れるツアーや、中国上海近郊へのツアーなども催行された。