経済産業省が認定するもので、幕末・明治維新から昭和初期にかけての工場跡や炭鉱跡の建物、機械など、日本の産業近代化に貢献したものが対象。2007年に認定された33ストーリーの近代化産業遺産群と575の個別の産業遺産、および09年に「近代産業遺産群 続33」として認定された新たな33件と個別の540件が認定されている。主なものとしては、サッポロビール博物館(北海道札幌市)、三津谷の登り窯(福島県喜多方市)、富岡製糸場(群馬県富岡市)、横浜赤レンガ倉庫(神奈川県横浜市)、琵琶湖疎水関連遺産(滋賀県大津市・京都府京都市)などがある。