プロ野球やJリーグ、大相撲などの「観る」スポーツと、スキー、登山、市民マラソンをはじめとする「する」スポーツを併せて観光資源として、観光振興につなげようという考え方。2010年5月観光立国推進会議によってスポーツ・ツーリズム推進連絡会議が立ち上げられ、11年6月「『スポーツ・ツーリズム推進基本方針』~スポーツで旅を楽しむ国・ニッポン~」が策定された。全国で開催される市民マラソンの大会は参加者が1万人を超えるものも多く、東京マラソンは3万6000人、大阪マラソンも3万人近い参加者がある。これらの参加者だけでなく観戦者も含め、交通機関の利用や宿泊、飲食などにお金を使うため、経済効果も大きいと期待されている。