アメリカのロイヤル・カリビアン・インターナショナル社が運航するバハマ船籍のクルーズ客船。全長×全幅×全高は311.12×48×63メートル、喫水8.8メートル、総トン数13万7276トン、旅客定員3114人(1室2人使用時)/3840人(最大)、乗組員1180人で計5020人。客室は全部で1557室あり、そのうち939室が海側に面している。1999年の就航当時、タイタニック号の4倍、クイーン・エリザベス2世号(QE2)の2倍の大きさを誇る世界最大の客船として注目された。「船内で地上のあらゆるレジャーを楽しめる」というコンセプトに基づき、劇場やプール、ダンスホールなど従来の施設に加え、アイススケートリンクやフリークライミング用の壁面、フルサイズのバスケットボールコート、122メートルの巨大なアーケードなど、客船初となるさまざまな設備を満載。船がひとつのテーマパークとなっている。というより、居住区域を含めれば船全体が巨大なひとつの街ともいえよう。プロムナードでは、大道芸人が出たり、さまざまなパレードが行われたりして、船旅を飽きさせることはない。日本への初寄港は2012年6月21日で、初寄港地博多港から、長崎港や神戸港を巡った。