子犬や子猫を社会に慣れさせる時期で、犬では通常、生後3週齢から10週齢、猫では生後2週齢から7週齢を指す。子犬や子猫の発達過程で、親兄弟と過ごす期間はそれほど長くはない。しかし、その期間は非常に大切な時期である。子犬は、子犬同士、母犬、人間や他の動物との交流や相互作用からさまざまなことを学んでいく。子猫も同様である。遊びと遊びの中で体験する支配と服従、かみつきとそれに伴うかみつき抑制など、その後の対人間や社会での暮らしに必要なことの基礎を学習する。この時期を健全に過ごさせることによって問題行動の発生が少なくなる可能性がある。