花きに関する学校といえば、1960年代半ばくらいまではフラワーデザインスクールだけであったが、花の普及、流行に伴い、バイオテクノロジーやグリーンインテリア、エクステリアを教える所、家庭園芸の技術指導や園芸店経営者の養成を併せて行う学校もできており、これらを含めフラワースクール、フラワーカレッジなどの名称が用いられている。最近目立って増えているのがフラワーアレンジメント関係のスクールで、講師を海外から招いている所も多い。講義内容は実技が中心だが英会話を取り入れたり、男性専用講座を設けた所もある。修業年限は1~3年で、働いている人が受講しやすいように日曜や夜間に受講できる所もあり、授業時間数にも学校間で大きな開きがある。また、園芸やフラワーデザインの公開講座を設けている大学、さらに、通信教育制のスクールもあり、フラワースクールはますます盛んになっている。