2種類の植物が一緒に生育しているとき、相互に、あるいは一方がもう一方の生育を促進させるような関係にある植物同士を指す。栃木県では、古くからユウガオ(カンピョウ)とネギとを混植することで、連作が行われてきたという。また、トマトとバジルとを混植すると、トマトの生育を助け味がよくなり、キュウリと長ネギとを混植すると、連作が可能になるという。混作や輪作により病害虫の被害を軽減したり、収量の増加も図ることができる。植える際は日当たりを好むものと日陰を好むもの、養分を多量に必要とするものと少量でよいものなど、種類の組み合わせだけでなく、その比率も考慮したい。