個人や団体所有の庭園を一般に公開すること。また、生け垣などの道路との境界を低くしたり取り払い、開放的なデザインとした庭園をいう。イギリスでは春から秋に庭を開放し、入場料や茶菓などの売り上げをチャリティー活動に寄付する家もあり、それらの住所や庭の特徴などをまとめた「Gardens of England and Wales Open for Charity」、通称イエローブック(Yellow Book)も出版されている。日本でも全国各地に50以上のグループがあり、それぞれガイドマップなどを作成するなど、地域活性化と環境美化を図る自治体の後押しもあり、広まりつつある。庭の見学は期間が限られているところから年間可能なところまでさまざま。また、広く一般に公開しているところ、会員に限って見学が可能なところ、有料のところもあるので、あらかじめ調べておきたい。