国際園芸博覧会(フロリアード)は、オランダで開催される世界最大の園芸博覧会。第1回が1960年にロッテルダムで、第2回が72年にアムステルダムで開催され、その後10年ごとに開かれている。第6回博覧会は、「自然と調和する人生」をテーマにアムステルダム南東約185キロに位置するフェンロー市で、2012年4月5日から10月7日までの186日間開催された。開催規模は総面積66ヘクタール、展示面積40ヘクタール、花と植物の屋内展示が7000平方メートル。主催はオランダ園芸協議会とレジオフェンロ(リンブルフ州北部7市町村の合弁会社)の二者で、42カ国・36機関の参加があり、日本も正式出展している。期間中に約205万人の来場があり、そのうち日本国政府出展会場には約60万人が訪れた。なお、日本産花きは、オランダ王国政府代表賞として「フロリアード2012で最も美しい花々」を受賞。また、日本国政府出展が、「国際園芸家協会国際コンテスト屋内展示部門金賞」を受賞している。