通称、デジタルラジオ。現在のアナログラジオ放送に加え、新しく追加されるラジオ放送。現在は首都圏、近畿圏の一部の地域で試験放送が行われている段階にあるが、番組の内容は本格的なレベルに達している。デジタル化にともない、携帯端末でもクリアでCD並の高品質な音声が受信可能となるほか、文字情報、静止画や簡易動画の表示、音楽データのダウンロードなど、多機能化が図られている。放送には、主体となる音声や静止画データを一つのセグメント(segment 部分)で放送する1セグメント方式に加え、動画や音楽データのダウンロードなどにも用いることができる二つの拡張データ用セグメントで構成される3セグメント方式 (3セグ)がある。受信には専用の端末が必要になるが、受信機能を搭載した携帯電話やパソコンなどでの聴取も可能。