主に、デジタルカメラで撮影した写真データを液晶パネルに表示する電子版の写真立て。一般的に、5~10インチ(約13~25センチ)程度の液晶パネルと、内蔵メモリーまたは外部メモリースロットを備えており、スライドショー機能により、写真を一定時間で切り替えて楽しめる。製品によっては、動画や音声の再生に対応するなど、高機能化も進んでいる。デジタルカメラの普及につれ、写真を飾る習慣のある欧米では、比較的早い時期から製品化され、人気となっていた。ここ最近、5000円程度の製品が登場するなど、値下がりの効果で、日本国内でもブームとなっている。課題は、映像を表示するために電力が必要な点。今後、電子ペーパーなど、継続的に電力を必要としないデジタルフォトフレームの登場が期待されている。