地上波で放送されているラジオ番組を、インターネット網を通じて再配信するサービス。パソコンやスマートフォンなど、インターネットに接続可能な多くの端末で聴取できる。近年の、都市部のビル高層化による受信障害や若年層のラジオ聴取率低下の解消を目指し、在京、在阪のラジオ局と電通が共同でIPサイマルラジオ協議会を発足。2010年3月にサービス名を「radiko(ラジコ)」として実験放送を開始した。その後、本格的実用化に向け同年12月1日に株式会社radikoの設立に至った。現在の正式なサービス名は「radiko.jp」で、原則無料で聴取することができるが、有料の「プレミアム会員」になると、全国のラジオ局も聴き放題になるなど、電波放送とはまた違った楽しみ方ができる。