幼児から子供向けに開発された専用のシート。1999年の道路交通法改正により、2000年4月より6歳未満の幼児を対象に着用が義務付けられた。違反点数は1点で、罰則、反則金はない。警察庁と(社)日本自動車連盟(JAF)が行った05年4月の調査によれば、チャイルドシートの使用率は49.1%にとどまり、特に子供の年齢が高くなるにつれて着用率が低くなる傾向にある。各自動車メーカーは新型車に、チャイルドシートを簡単に取り付けられる共通方式である「ISOFIX方式」の専用取り付け金具を標準装備する車種を用意したり、JAFや各自治体による取り付け方の指導も行っているが、思うような効果は上がっていないのが実情である。