前年の11月1日から当年の10月31日までに日本国内で正規販売された乗用車の中から年間を通じて最も優秀なものに与えられる自動車賞。1980年スタート。主催は日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会で、自動車雑誌や一般誌・紙、放送などを中心とした34媒体で構成される。第一次選考で10車種が選ばれ、この中から1台が選考委員の投票によって選び出される。各選考委員は持ち点25点のうち最上位の1車種に10点を投じることが義務づけられ、残り15点を2位以下の4車種に配分できる。2001年までは輸入車を別枠で選出していたが、02年からは国産車も輸入車も同枠で選出。しかし、04年からは輸入車の中で最高得点を獲得した車種に対してのみ「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」が無条件で与えられるように変更され、今日に至っている。過去5年のカー・オブ・ザ・イヤーおよび、インポート・カー・オブ・ザ・イヤー受賞車は以下の通り。
【2008年(第29回:2008-2009)】
カー・オブ・ザ・イヤー:iQ(トヨタ)
インポート・カー・オブ・ザ・イヤー:C5(シトロエン)
【2009年(第30回:2009-2010)】
カー・オブ・ザ・イヤー:プリウス(トヨタ)
インポート・カー・オブ・ザ・イヤー:ゴルフ(フォルクスワーゲン)
【2010年(第31回:2010-2011)】
カー・オブ・ザ・イヤー:CR-Z(ホンダ)
インポート・カー・オブ・ザ・イヤー:ポロ(フォルクスワーゲン)
【2011年(第32回:2011-2012】
カー・オブ・ザ・イヤー:リーフ(日産)
インポート・カー・オブ・ザ・イヤー:メルセデス・ベンツ Cクラス(ダイムラー)
【2012年(第33回:2012-2013)】
カー・オブ・ザ・イヤー:CX-5(マツダ)
インポート・カー・オブ・ザ・イヤー:3シリーズ(BMW)