サラブレッドのサイアーライン(父、その父、さらにその父とさかのぼる血統。父系血統)をさかのぼるとたどりつく、ダーレー・アラビアン(1700年生まれ)、バイアリー・ターク(1680年生まれ)、ゴドルフィン・アラビアン(1724年生まれ)の3頭。三大始祖馬ともいう。18世紀中ごろにその血を受け継ぐ代表馬が出現したため、エクリプス系(4代父ダーレー・アラビアン、1764年生まれ)、ヘロド系(4代父バイアリー・ターク、1758年生まれ)、マッチェム系(祖父ゴドルフィン・アラビアン、1748年生まれ)とよぶことが多い。最も繁栄しているのはエクリプス系で、全サラブレッドの約95%を占めている。