2007年6月の競馬法の一部改正によって、JRAでは08年から馬券の払い戻し額をアップさせることになった。「JRAプレミアム」は通常の払い戻し額に売り上げの5%程度を上乗せするもので、08年は中山金杯、京都金杯、日本ダービー、そして12月28日の有馬記念を含む中山、阪神、中京競馬場のすべての特別レースがその対象となった。また、「JRAプラス10」は俗に「元返し」と言われた100円配当(1.0倍)を原則廃止し、100円の馬券に10円上乗せして110円(1.1倍)払い戻すというもの。ただし、プラス10円分を加えた払い戻し総額が、該当する馬券の売り上げを上回る場合は100円配当となる。