これまでの日本競馬では、外国人は日本に居住していないかぎり馬主になれなかったが、JRAでは2009年から条件付きで国外に住む外国人馬主を認めるようになった。その条件は、外国で馬主として実績がある個人馬主(法人や共有馬主などは不可)で、日本人馬主と同様の審査をクリアし、連絡責任者が日本に居住していることとなっている。また、日本産馬の所有を義務づけられ、外国産馬は日本産馬5頭に1頭の割合で所有できる。これによって、09年11月には世界的な大馬主として知られるアラブ首長国連邦ドバイのシェイク・モハメド首長など4人が馬主登録された。