2010年7月、13歳で現役に復帰して勝ち星をあげた、ばんえい競馬の競走馬。デビューは2歳の1999年5月で、12歳の2009年10月に競走馬登録を抹消されている(最後のレースは08年6月)。引退後は廃用処分(通常は食肉などになる)されるところだったが、出走した草ばん馬での活躍が関係者の目にとまり、競走馬として再登録された。人間でいえば50歳半ばに相当する高齢馬が、一度はリストラ(引退)を経験しながら現役に復帰したということで、「中高年の星」として話題となった。現役復帰後の成績は11戦3勝(通算成績は214戦34勝、10年末現在)。10年10月帯広競馬場に開設された「ゴールデンバージ応援コーナー」には、同馬の使った蹄鉄(ていてつ)を、触ると幸運をもたらす「開運蹄鉄」として展示している。