その年に最も活躍した競走馬を選ぶ年度代表馬(horse of the year)をはじめ、各部門の最優秀馬、勝利数・獲得賞金・勝率で1位となった騎手、調教師を表彰する賞。ほかに馬文化の普及・発展に貢献した人(団体)を表彰する馬事文化賞もある。前身は競馬予想紙を発刊していた啓衆社が1954年に始めた「年度代表馬」で、72年からJRAの機関誌「優駿」に引き継がれて選出されてきたが、87年からJRAによるオフィシャルな賞となった。地方競馬には同様の賞として地方競馬全国協会(NAR)が設けるNARグランプリがある。