自然観察、自然体験などを通して自然のシステム、また地域の文化や伝統、歴史などを解説すること、またはその人をいう。単に自然の植生や生き物を解説するだけではなく、自然観察ツアーを企画したり、参加者を楽しませたりするエンターテインメント性や、参加者の主体性を引き出す教育的技術などが求められる。また、国立公園などの管理体制強化を目指して環境省が設立したのが、アクティブ・レンジャー(active ranger)。これは自然保護官(レンジャー)を補佐する職業で、自然環境に関する専門的な知見を持つ人やレンジャーOBなど、選考を通過した60人(2005年度)で構成、国立公園内のパトロールや自然解説活動に当たる。