自然とふれあうことを目的とした冬のアウトドア活動の一つ。人工的に開発され圧雪整備されたゲレンデで、リフトを使い高い地点から滑降する技術を楽しむゲレンデスキーに対して、クロスカントリースキーやテレマークスキー、厳密にはスキーではないがスノーシューなどで森や林の中を歩き、滑るツーリングのこと。ネーチャースキーとも呼ばれ年々人口が増えている。バックカントリースキーは、歩きやすいようにつま先だけを固定するヒールフリータイプである。歩き、走ることを重視したクロスカントリースキーは、エッジがない細い板で滑走面にすべり止めのうろこ状の凹凸がある。回転することも可能なテレマークスキーはノルウェーのテレマーク地方で生まれたスキーの復活版。クロスカントリースキーより幅が広く、エッジがついている。スノーシューは日本の雪国で使われていた「かんじき」に似た雪上散策のための道具。深い雪でもあまり沈むことなく歩け、技術習得が容易なため、注目を集めている。