RVはステーションワゴン、バンなど、もっぱらレクリエーションのために使う自動車の総称。そのうち、四輪駆動で荒れ地などの走行に適した機能を持った自動車を4WD車、自動車の中に流し台やベッドを付け、その中で生活できるものをキャンピングカーと呼んでいる。アウトドア活動の人気とともにこれらの自動車の愛好者が増加し、とくにステーションワゴンやバンは荷物の積み降ろしが容易で、アウトドア向きといえるので人気が高い。しかし、4WD車は、道以外のところや川の浅瀬なども走れるという優れた機能ゆえに、環境破壊というユーザーのモラルが問われることも起きている。キャンピングカーの旅は、キャンプ場の受け入れ態勢がまだ不十分でそれほど普及はしていないが、これからの旅の形態として注目されるだろう。