「萌え」は一般的に、架空世界の登場人物(美少女キャラクター等)に対する恋愛に似た男性的感情の芽生え、などと定義される。「燃える」と書かずに「萌える」と当て字を書くのは、パソコン通信の草の根ネットやインターネット掲示板などの、固有の文化から生まれたからとされている。ゲームソフトのなかには、プレイヤーにこの「萌え」の感情を起こすことを狙ったものがあり、それらを総称して萌えゲーと呼ぶ。ただしこれらは露骨な性表現がされたアダルトソフトとは一線を画し、個人のフェティシズムにゆだねられた独自のジャンルを確立している。