SNS(Social Networking Service)、GREE(グリー)の愛称。アメリカで発祥したSNSは、学者、有識者、研修者など専門家の交流の場であったが、日本ではコミュニティー・エンターテインメントとして定着した。先行するmixi(ミクシィ)に対抗するするため、GREE内ではさらにエンターテインメント性を重視。占いは「グリ占(グリせん)」、Q&Aコーナーは「グリQ(グリキュー)」、ペット育成のサービスは「グリノッペ」と呼ばれている。現在はmixiに次ぐ、700万人超の会員数を有し、PCよりも携帯電話の利用者が多いのも特徴である。GREEの名前の由来は、6次の隔たりを意味する「Six De“gree”s of Separations」という統計学・社会学の仮説で、「人は自分の知り合いを6人以上たどっていくと、世界中の人とつながりを持っている」という考えに基づいている。