アメリカで始まったオンライン映像ストリーミングサービス。Hulu社は大手マスメディアのNBCユニバーサル、FOXエンターテイメントグループ、ディズニーABCテレビジョングループなどが出資する合弁事業として2007年に設立された。日本では11年からサービスを開始。映像コンテンツはサーバー内に格納されている。会員登録をして月額固定費用を払うと、これらコンテンツが見放題となる。物理メディア、ダウンロードを必要としないために、PC、タブレットPC、スマートフォン、ゲーム機などインターネット接続可能な多様なデバイスを通じて、映画、テレビ番組を視聴することができる。アメリカではHuluのほか、ネットフリックス、アマゾンビデオなどの映像ストリーミングサービスの会員数が急増中である。既存の有料放送からネット視聴へのシフトが進んでいる。ネット視聴をするため、CATVを解約する世帯も増え、この解約者を指して「コードカッター」という俗語も誕生した。