アメリカのカリフォルニア州に本社があるベンチャー企業、Oculus VR社が開発したバーチャルリアリティー用ヘッドマウントディスプレー(HMD 頭部搭載型ディスプレー)。クラウドファンディングサイト、kickstarterを通じて資金を調達した。360度どの方向を向いても、目の前にリアルタイムに生成したCGが表示され、仮想現実感を得ることができる。2013年3月に行われた国際的なゲーム学会ゲームデベロッパーズカンファレンス(Game Developers Conference 2013 ; GDC 2013)で公開され、全世界のゲーム開発者の注目を浴びた。ゲームの未来像を具現するシステムとして期待されている。ゲーム以外の用途も注目されて、Oculus VR社は14年3月、SNS最大手のFacebookにより20億ドルで買収された。