コンピュータ内の演算によって、3D(立体)的に生成されたアニメーション映像の総称。現在、2Dアニメ(手描きアニメ)もコンピュータ彩色前提の広義のCGアニメとなったため、3D-CGもしくはCGI(Computer Genarated Image)と呼んで区別する。現状、アメリカの長編アニメーション映画はほぼすべて3D-CG制作となり、メガネ着用の立体映画としても同時公開するなど、3Dビジネスが台頭している。一方、日本では2Dアニメと3D-CG技術をどう合成してなじませるか、そこに注力した作品がまだまだ多い。今後は手描きアニメの職人的人材の払底を背景として、日本の3D-CGアニメも表現力、ビジネスともに大きな転換期を迎えるはずである。