「機動戦士ガンダム」のTVシリーズと劇場版が次々とDVDボックス化された。これを話題の筆頭にして、フィルム時代の旧作やここ数年の作品が続々とDVDボックス化され、時ならぬブームになっている。背景には、HD-DVDとブルーレイディスク(Blu-ray Disc:BD)と二つの規格が規格が競合した次世代DVDの台頭がある。2008年2月にHD-DVDの終息が宣言され、次世代規格がBD方式に一本化されたため、普及期までに現行方式のDVDを売りつくすという、総決算的なDVDボックス商法は加速すると思われる。