2008年7月19日封切り。宮崎駿監督による4年ぶりの新作アニメ映画。制作はスタジオジブリ。海で暮らす「さかなの子」ポニョは人間の宗介に出会い、いっしょに暮らしたいと願う。だが、その結果として洪水をはじめとする天変地異が起きる。アンデルセンの童話「人魚姫」をヒントに、幼い男女の純な視線で古典的な「ボーイ・ミーツ・ガール」を描き抜いた。3D-CGのような機械的表現を廃し、あえて手描きのアニメーションにこだわった結果、総作画枚数は17万枚にも及んだ。藤岡藤巻と大橋のぞみによる同題の主題歌は、繰り返しの多い童謡的メロディーで大ヒット。映画も興業収入150億円を突破し、またしてもロングラン上映となった。