2008年4月6日から半年間オンエアされたテレビアニメ。総監督は河森正治。「マクロス25周年記念作品」と銘打って制作された(実際の放映開始25周年は07年)。「可変戦闘機と歌と三角関係」というシリーズの特徴を積極的に強調。シェリル・ノーム、ランカ・リーとタイプの違う歌手のヒロイン2人の間で揺れる戦闘機パイロット・早乙女アルトの若い心を描いた。菅野よう子作曲の主題歌や挿入歌が効果的に使われ、いずれもオリコンチャートの上位に入っている。ビデオグラムはブルーレイ・ディスクとDVDの同時発売だが第1巻の出荷合計約10万枚のうち過半数が後者と発表。ブルーレイ版テレビアニメ初のヒット作となった。CGによる高密度戦闘と音楽ステージの映像がファンに訴求した結果と思われる。