サンライズによるオリジナルSFアニメ(→「コードギアス 反逆のルルーシュ」)の第2シーズン。ブリタニア帝国から捨てられた王子ルルーシュが、「ギアス」と呼ばれる特殊能力で反逆を開始する。毎日放送はガンダムシリーズを含むアニメ枠を土曜夕方6時から日曜夕方5時に移動したが、視聴者層の限られていたはずの深夜枠アニメの続編を、この時間帯に持ってきた点が注目を集めた。また、華麗なキャラクター描写と予想を裏切り続ける物語展開も大きな話題になった。特に最終回では主人公ルルーシュのとる行動の正否と彼のたどる悲劇の運命が、視聴者に大きな謎を残しつつ閉幕。放映が終わっても「何か」が心に残り続ける作品として、アニメ雑誌などでもさまざまに採り上げられ、余韻を残す終わり方となった。