世界4大アニメーション映画祭とは、国際アニメーション映画協会が認定したアヌシー国際アニメーション映画祭(フランス)、ザグレブ国際アニメーション映画祭(クロアチア)、オタワ国際アニメーション映画祭(カナダ)、広島国際アニメーション映画祭(日本)を指す。山村浩二監督は2002年の「頭山」により、オタワ以外の3映画祭でグランプリを受賞。さらに07年の「カフカ 田舎医者」で日本人としては初のオタワ国際アニメーション映画祭グランプリを受賞し、4冠制覇を達成した。「頭山」は02年アメリカの第75回アカデミー賞(短編アニメーション部門)にもノミネートされており、映画やテレビとは別のアプローチで日本のアニメーション文化のプレゼンスを確立している。