「機動戦士ガンダム」のテレビシリーズ放送開始(1979年4月)から30周年を記念して2009年に実行された一連の計画。ひときわ注目を集めたのが「実物大ガンダム立像」で、東京都品川区のお台場潮風公園に、アニメ設定サイズの1/1、すなわち全高18mのガンダムを立像として置くというものであった。首を振るなど限定的な動きのほか、ミスト噴射ギミック(仕掛け)と発光ギミックが仕込まれ、さらに夜間はライトアップされるなど、見ごたえあるものとなった。09年7月11日から8月31日まで設置され、総動員数は目標の2.5倍に相当する415万人を達成。国内でもっとも成功したアニメオリジナルキャラクター、「ガンダム」にふさわしい大きな話題を残した。なお、立像はプラモデル(「ガンプラ」)やDVDをはじめ、長くガンダム関連商品を手がけてきた玩具メーカーバンダイの工場がある静岡県のJR東静岡駅前に、10年7月より期間限定で移設されることが決定している。