2013年9月7日、東映系全国公開のCGアニメーション映画(→「フルCGIアニメ」)。一部では3D立体視を採用している。マンガ家松本零士の代表作「宇宙海賊キャプテンハーロック」を、「亡国のイージス」の小説家・福井晴敏が新解釈で脚色し、「アップルシード」の荒牧伸志監督が、日本ではなかなか採用されない実写のようにリアルなCG表現を駆使。世界70カ国以上の配給と国際市場を視野に入れた総製作費3000万ドルの超大作アニメ映画として仕上がった。全宇宙から撤退した5000億を超える人類が、地球居住権を巡って起こした「カム・ホーム戦争」を契機に、地球を管理統治する権力機構「ガイア・サンクション」と、海賊ハーロック率いる海賊船アルカディア号の一味との抗争を描いている。第37回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞。フランスとイタリアでは、日本を上回るヒット作となっている。