2014年3月からスタートしたアニメイベント。13年までは、毎年3月に東京国際アニメフェア(TAF)とアニメ コンテンツ エキスポ(ACE)という2つのイベントが開催されていたが、両者を発展させる形で融合し、新たな出発となった。背景としては、10年12月に東京都青少年健全育成条例の改正が行われ、マンガやアニメが規制対象となったことが挙げられる。もともと東京都主催のTAFに参加していた企業のうち、表現規制に反対する出版社10社とマンガ家有志らが「コミック10社会」としてTAFを離脱し、11年新たにACEを立ち上げたことにより、分離開催が始まった。初年となる11年3月は、東日本大震災の影響で両者とも開催中止となったが、12、13年はほぼ同時期に、両者が別々に開催されていた。しかし、主催から東京都が抜けて一般社団法人日本動画協会が中心となることで、再統合が実現。22~23日の2日間で総来場者数11万人以上、来場プレス数564社、出展社総数164社と、ほぼかつての規模に戻った。同時に東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)がスタート。これまでの「東京アニメアワード」を本格的な国際アニメーション映画祭に発展させ、Anime Japanと同時期に、各部門の受賞作をはじめ、世界各国の優れた作品を、劇場で上映することとなった。