「別冊マーガレット」(集英社)に2001年8月より連載された中原アヤのラブコメマンガ。物語の舞台は関西のとある高校、長身の女の子小泉リサと、背の低い男の子大谷敦士は、同じ1年2組のクラスメート。周りから「オール阪神・巨人」と呼ばれるデコボココンビである。いつもいがみあったりしている二人だが、じきにお互い相手のことが気になっていく。元の恋人や恋敵も加わって、二人の仲はハラハラドキドキ。そんな恋のやりとりが、アクの強い大阪弁を交えて進行していく。ひたすら恋愛感情を軸に展開、情緒を中心とした構成に特徴があり、少女マンガの王道まっしぐらといった作品だ。06年の夏に実写映画化、翌年テレビアニメ化された。