2005年6月、集英社、小学館、小学館プロダクションの出資による会社ビズメディア(アメリカ・サンフランシスコ)が創刊した、アメリカ版少女マンガ誌。矢沢あい「NANA」(集英社)、渡辺多恵子「風光る」(小学館)、由貴香織里「ゴッドチャイルド」(白泉社)など6作品を掲載。同社の前身ビズLLC(集英社と小学館の出資)は、02年より「週刊少年ジャンプ」(集英社)のアメリカ版「SHONEN JUMP」を発行してきた。岸本斉史「NARUTO」や高橋和希「遊戯王」などの人気作品を載せて、一定のファンを獲得したため、次いで少女マンガ誌にも着手した。海外では日本のマンガは、アニメ人気と結びついてファンが多く、巨大な経済市場を獲得している。これまでアジア諸国には海賊版も含め多量の日本マンガが出回っていたが、今後は欧米に市場が拡大していく気配である。