集英社が、少女マンガの才能を発掘するために設立したマンガ賞。「りぼん」「マーガレット」など、同社発行の女性、少女マンガ誌8誌による共同企画。プロ・アマ、年齢性別を問わず、大賞の副賞が500万円という破格の額で話題を呼ぶ。次点の「銀のティアラ賞」でも、副賞の額が200万円というからすごい。2008年第1回「金のティアラ大賞」の受賞作は、新人片山あやかの「Star man」(「別冊マーガレット」08年5月号に掲載)。「銀のティアラ賞」にも、3人が入賞を果たしている。大賞を得た片山の「Star man」は、異星人マメオが少女由紀子の家に居候する話。マメオは二枚目ながらやることがちぐはぐ。弟と暮らす由紀子は、はじめマメオを嫌がるが、しだいに心ひかれていく。やがて別れが…。ラストに意外なオチを持つラブコメディーだ。