2005年の国際オリンピック委員会(IOC)総会で開催地に決定。最有力といわれたパリ、マドリード、ニューヨーク、モスクワを破り、1908年、48年に次いで64年ぶりの開催となった。オリンピックを3度開いたのはロンドンが初。実施競技は野球とソフトボールが除外され、08年北京オリンピックから2減の26競技。ボクシングに女子種目が加わり、全競技で女性の参加が実現。204の国・地域のすべてが女子選手を派遣する画期的な大会になった。テニスはウィンブルドン、サッカーは「サッカーの聖地」と呼ばれるウェンブリー競技場を使用。日本は史上最多となる38個のメダル(金7、銀14、銅17)を獲得した。