国民のスポーツ振興と児童、生徒などの健康増進を図ることを目的とし、2003年に設立された独立行政法人。日本体育・学校健康センターが前身。国立競技場の運営、国立スポーツ科学センター(JISS)での調査研究、サッカーくじ(toto)の実施などを業務とする。サッカーくじは収益の一部を競技団体に配分し、スポーツ振興に役立てるため01年にスタート。06年9月には新くじ、BIG(ビッグ)を発売開始。当せん金額が国内最高となる6億円でファン層の開拓を狙う。Jリーグの試合の勝敗を購入者が予想するtotoに対し、BIGは勝敗予想をなくし、宝くじ感覚で買えるようにした。08年シーズンのサッカーくじの総売上額は史上最高の約950億円となった。