オリンピックの各種目3位までに金銀銅の3種類が授与される。オリンピック憲章でメダルは少なくとも直径6センチ、厚さ3ミリ、金メダルは最低6グラムの純金を使うことが規定されている。デザインは各大会の組織委員会が趣向を凝らす。1998年長野オリンピックでは伝統工芸の木曽漆のほか、蒔絵や七宝焼を駆使した。2010年バンクーバー・オリンピックは地元先住民の伝統的な工芸と象徴を取り入れたデザイン。シャチをイメージしたが、一つ一つが別の絵柄となっており、合計615個のメダルをつなぎ合わせると、一つの大きな絵が完成する。