日本オリンピック委員会(JOC)がアジア・オリンピック評議会(OCA)に対し「アジア地域における冬季スポーツの発展のため」と提唱して始まった。アジア競技大会の冬季版。1986年に第1回大会が札幌市で開催され、スキー、スケート、アイスホッケー、バイアスロンの4競技を実施した。7つの国・地域が参加。スピードスケートの橋本聖子が日本選手団の旗手を務めた。90年の第2回大会はインドが開催地に立候補し、開催が決まって間もなく返上したため、札幌市が開催を引き受けた。2003年の第5回大会は青森県で行われ、カーリングが加わって5競技で争われた。第7回大会は11年1月30日から2月6日までカザフスタンのアスタナ、アルマトイの2都市で開催された。日本、中国、韓国以外での冬季大会は初めて。アルペンスキーは技術系種目の回転、大回転の実施が見送られた。第8回大会以降は冬季オリンピック前年の開催となり、第8回大会は17年に札幌市と帯広市で行われる。