2020年東京オリンピックでメダルを獲得する種目を増やすため、国が若手選手を強化する対象に選んだ種目。14年12月、陸上男女競歩、競泳男子自由形、卓球男子、テニス男女、トライアスロン女子、ライフル射撃男女が選ばれた。今後は強化対象が増える見通し。16~20歳の有望選手を国費で重点強化する「2020ターゲットエイジ育成・強化プロジェクト」の一環。文部科学省は東京オリンピックで「金メダル数25~30個で世界3~5位」の目標を達成するため、メダル獲得が可能な競技のレベルを上げることが必要と判断。近年メダル獲得がなかった競技・種目から、日本人の適性、国際大会の成績などを検討し、金メダルが見込めるものを選んだ。