2020年東京オリンピック・パラリンピックで選手の意見を大会運営に反映させるため、同組織委員会内に設置した委員会。オリンピックやパラリンピックの出場経験がある元選手らで構成される。1988年ソウル・オリンピック競泳男子100メートル背泳ぎ金メダリストで日本水泳連盟会長の鈴木大地が委員長に就任。日本パラリンピアンズ協会会長の河合純一が副委員長を務める。東京オリンピックの招致では、移動などで負担が少ない「選手本位のオリンピック」を掲げた。パラリンピックを見据えてバリアフリー化の推進など、選手が競技に専念するための環境づくりに助言が期待される。