2007年から東京で毎年開催されている国内初の大都市大衆マラソン。従来の国内主要大会は出場選手が100人単位のエリートレースだったが、第1回大会には、10kmの部を含め約3万人が参加。都庁前をスタートし、皇居、東京タワー、銀座、浅草など名所を巡って有明の東京ビッグサイトへゴール。雨の悪条件下ながら制限時間7時間以内での完走率は96.7%という驚異的な数字だった。09年大会はフルマラソン3万人、10km5000人の定員に対し7倍以上、26万人余りの申し込みがあった。09年大会は参加者の健康面を配慮し、寒さの厳しい2月から3月に開催日を変更したが、10年大会から2月第4日曜日の開催となった。国内レースでは初めて賞金額が公表された。優勝は800万円(副賞付き)で世界記録樹立には3000万円のボーナスが支給される。