世界選手権男子400m障害で銅メダルを2度獲得した為末大が、陸上を人気スポーツにしようと企画して2007年5月に東京・丸の内で開催した陸上競技会。男子短距離の朝原宣治も加わった。為末がテレビのクイズ番組で獲得した賞金(1000万円)とスポンサーから集めた資金で、ビル街の路上に50m走用ウレタン製トラックが敷かれ、棒高跳びのマットも設置。4台のハードルを越えた為末のスピードや、5m以上のバーを越えた棒高跳びに約3000人の観客から驚きの声が上がった。駅伝、マラソン以外の一般種目が公道で開催されたのは国内で初めてだが、欧米ではニューヨーク五番街での1マイルレースなどがおなじみ。