ジュニア世代の普及とレベル向上を目指して1986年にギリシャ・アテネで始まり、隔年で開催されている20歳未満の選手による世界選手権。トップ級への登竜門として99年からはさらに18歳未満の世界ユース選手権も開催されている。男子短距離のウサイン・ボルト(ジャマイカ)や棒高跳びの女王、エレーナ・イシンバエワ(ロシア)は両大会の優勝者。2010年世界ジュニア選手権男子200メートルでは、飯塚翔太(中央大学)が短距離種目で日本選手初の金メダルを獲得した。世界ユース選手権では03年大会男子走り幅跳びで、品田直宏(札幌国際情報高校)が優勝している。