幅17インチ(43.18cm)のホームベースを基点に、1塁、2塁、3塁と4つのベースで正方形に区切られた内野を「ダイヤモンド」と呼ぶ。各ベース間の距離は90フィート(27.43m)。ダイヤモンドのサイズは日米はもちろん各国共通サイズ。1塁方向と3塁方向のファウルラインの延長線上100m前後に外野フェンスがあり、扇形に外野が広がる。ファウルラインの内側がインフィールド、外側がファウルゾーン。日本の球場は左右対称に設計されているが、アメリカの都市部に造られた古い球場は、もともと限られた敷地に建設されたため、左翼と右翼の距離が異なる場合が多い。アメリカの球場は、内外野ともに芝生が張られている球場がほとんどである。